アイスクリームを下さい
2008.01.09(06:44)
「この国では自分が求めるものを知っていると幸せになれる」昔初めて訪ねたニューヨークでタクシーの運転手さんがこんなことを言っていました。
自分が何を求めていて、何を求めていないのかをはっきり知らなくてはいけない。そしてそれは自分の責任である。こんなことをアメリカにいると痛感します。というのも、ここではそれが出来ないでいると面倒なことになりかねないからです。
無料のサービスにつられてサインをすると、有料の別のサービスを同時に申し込んでしまうかもしれません。周りの人に合わせようと思うと、飲みたくもないソフト・ドリンクを飲んで、食べたくもないジャンク・フードを食べることになってしまうかもしれません。誘われたからといって人についてゆくと、入りたくもない団体に入会してしまうかもしれません。
アイスクリーム・ショップにふらっと立ち寄ると、次のようなことを自分で決める必要があります。
「アイスクリームの種類は何にしますか?」
「一種類だけですか、それとも数種類にしますか?」
「アイスクリームを重ねる順番はどうしますか?」
「コーンの種類は何がいいですか?」
「トッピングはどうしますか?」
「トッピングは上にかけますか、混ぜますか?」
…etc, etc.
コーヒー一杯でも大体同じ。コーヒーと注文しただけですむことはまずなくて、
「レギュラーですか、カフェイン・レスですか?」
「サイズはどうしますか?」
「ミルクはどうしますか?(多いところでは生クリーム、植物性のクリーマー、生クリームと牛乳のミックス、無調整、無脂肪、低脂肪の牛乳などの種類がある)」
「甘味料はどうしますか? (グラニュー糖、三温糖、人口甘味料数種類などがある)」
このような判断を自分で下すことが必要になります。何気なく毎日のように繰り返すことの中で自分の求めているものを確認しているみたい。
僕はというと、バニラ・アイスクリームに何もかけないものと、レギュラー・コーヒーに何も入れないものが好きです。
これはアメリカ人の感覚からすると相当変わっているはずだけど、どんなに変わっている人もちゃんと受け入れてくれるキャパシティの大きさがアメリカという国の良い所であるのかもしれません。予定通り、帰国は1月11日になります。
↓やった!
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