役に立たない本:「幸せになるための罪深き7の知恵」
2008.01.30(01:39)
まずはお断りから。この本はきっと大多数の方にはあんまり、もしくはほとんど役に立たないのではないかと思うのですが、ほんの数人の方にとっては大きな意味のある本であることでしょう。
これは少し前に手にした本ですが、あまりに現在の僕の人生観とぴったり合うので痛快に感じました。
このロジャー・フーズデンさんというイギリス人の著者はスピリチュアルな人らしいですが、あんまりスピリチュアルでない女性と恋をしてから素晴らしい気付きがたくさんあったようです。
目次から引用。
1つめの知恵 五感の悦びに震えましょう
2つめの知恵 バカになりましょう
3つめの知恵 無知でいましょう
4つめの知恵 完璧に価値はありません
5つめの知恵 役立たずになりましょう
6つめの知恵 平凡がいいのです
7つめの知恵 ありのままに戻りましょう
いいなあ。何がいいって、この本を書いた人がとてつもなく魅力的な人に思えるからです。この目次だけで何かピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんね。
この本はスピリチュアルに生きましょう、なんてことはあんまり書いてありません。パリのホテルで朝から一時間もお風呂に入ってのほほんと過ごし、大事な考えは一つも浮かばなかっただとか、50歳過ぎて3人も子供がいるアメリカ人女性と恋をしてしまいアメリカまで飛んだだとか、チョコレートムースが大好きなために腹部が軽くでぱっているだとか、そういったことばかりが書かれています。
スピリチュアルな世界を探検して、ちょっと行き詰まりを感じている方にはこんな本がバランスを取り戻すためにぴったりかもしれません。この人生を楽しもうという姿勢は、イギリス人でなくフランス人やスペイン人のそれに近いかも。
ちょうど思い出したことが。2006年の秋にヨーロッパを旅した時に、最初に訪れたロンドンで愛用のデジタル一眼レフ・カメラが壊れてしまったので、その後に行ったスペインとフランスではひたすら楽しむことだけに専念できました。特にパリでは現地の友人がつきっきりでガイドとフォトグラファーになってくれたので、とても楽でした。壊れたカメラを手放してからの旅は本当に素晴らしかったです。
素晴らしいものを記録に残そう、残そうとするあまりに存分に楽しむことができなくて、ロンドンの街には申し訳ないことをしたように思っております。
↓やった!
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