星占い&幸せのヒント「ジーニーの助けてエンジェル」

40年の人生を振り返ってみると、今だからこそ心から感謝できる意地悪なできごとがたくさんありました。

中学三年生くらいのことなので、僕がまだ14歳の頃。深夜のラジオCMで亡くなった寺山修司さんが朗読していた短歌に心が震え、忘れないうちにノートに書きとめておきました。

「煙草くさき国語教師の言うときに明日という語はもっともかなし」




当時の僕はというと、家の複雑な事情で苦しい日々が続き、学校にほとんど行けない状態で、深夜のラジオから届けられる音楽とメッセージが頼りでした。

寺山修司さんがどんな人だったのかも知らなかったし、すでにお亡くなりだったことも知らなかったけれど、この歌はその頃の僕の心にとげのように刺さり、今でもうまく抜けないままです。

ノートを机の上に置いていたら、翌日母親に読まれて、大笑いされました。

「アハハ、なによ、これ!」

母が笑ったのは寺山修司さんの短歌ではありません。

僕が書いた短歌だと思ったから笑ったのです。

そして、その時のくやしさが、その後の僕を支えてくれることになったのです。「いつか母に認めてもらいたい」という思いは、とても強烈なものがありました。

その頃からラジオ番組にはがきを投稿することを覚え、しばらくして、湯川れい子さんの洋楽番組、「アメリカン・トップ40」などで読んでいただけることも増えてきました。

僕が文章を書くことを意識するようになったのは、思えば母親に笑われたことがきっかけだったに違いありません。

後にそのことを、母に聞いてみるとまったく覚えていなかったので拍子抜けでした。あの時、意地悪な役をすすんで引き受けてくれて、ありがとうと伝えたい気持ちで一杯です。そろそろお盆だし、母の好きだった花と和菓子でも買ってこようと思います。

すべての方に、絶え間なく愛と光が届きますように。

ジーニー
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