星占い&幸せのヒント「ジーニーの助けてエンジェル」

昨日は、ブログを更新しようとすると、「DBエラー」という表示が出て、数時間アクセスできない状態が続いていたもので、少し心配になってしまいました。


自分は心底ブログが好きなんだと、しみじみ感じております。


僕が今の仕事にたどり着くまでには、自分に向かない仕事をいくつも体験する必要がありました。その中でも、特に大変だったのは電話セールスのアルバイトです。


当時その会社では、長距離電話が格安になるサービスを販売していました。


「無料のアダプターを取り付けると、自動的に安い回線につながる」


という、一見魅力的なサービスです。誰にとってもメリットのあるサービスで、無料だし、簡単な仕事だろうと思ったら大間違いでした。


朝から晩まで、狭い部屋にたくさんの人と一緒に閉じ込められて、与えられたリストに載っている企業に、ひたすら電話をかけつづけなくてはいけないのです。おまけに、強力なライバル会社がいくつも存在したのです。


毎回話す内容は同じで、特に難しいことはないものの、僕には軽度の吃音があるので、なかなか言葉が出てこないことがあり、毎日かなり緊張してしまいました。


僕がマニュアルどおりの挨拶と、説明を一通り終えると、こんな反応が返ってくることがよくありました。


「あれっ? これは機械が話しているんですか?」


「あなたの話し方はテープ・レコーダーのようですね…」



うまく話そうとすればするほど、僕の話し方はなぜだか「録音されている声」だと思われることが多くなってしまったのです。


話の途中で切られてしまうことも度々あって、成績も思うように上がらず、どうしていいのかずいぶんと悩みました。


ある日、アダプターの説明をしている時に、大失敗をしました。

僕 「アダプターの大きさは、電話ボックスくらいです」

お客さん 「えっ… そんなに大きなものが来るんですか?!」


本当は、「電話帳くらいの大きさの、ボックス・タイプのものです」と言うはずが、大変な言いまつがいをしてしまいました。その後は、もうしどろもどろ。


ところが! 僕の言いまつがいに、同情して下さったのか、


「それじゃあ、新人さんに頑張ってもらいたいから、契約することにします」


と言ってくださったのです! あの感動は一生忘れません。この時は確か、10回線ほどの、大口の契約だったはず。

「わあ、ありがとうございます!!!」

周囲で僕のおかしなトークに耳を傾けていた同僚たちも、大笑いしながら喜んでくれました。


そして、不思議なことに、その時から自信が出てきて、面白いように契約が取れるようになったのです。もちろん、言いまつがいもしょっちゅうありましたが、それでも「機械が話している」と思われるよりは、全然良かったのです。


そんな僕の姿を見ていて、ある日上司が笑顔で話しかけてきました。


「君はお客さんと長い時間かけて話すようにすると、だんだん人間味が出てきて、いい感じだね」


そのとおりだったかもしれません。最初の頃は、何しろマニュアルどおりに正確に話して、たくさん契約をまとめなくてはと頑張りすぎていたのでしょう。


そして誰もいないところで、一枚のリストを、こっそり僕に渡してくれました。


「これは特別なリストだから、どんどん契約がとれるはずだよ」


それは本当でした。リストに載っている企業の、3分の1くらいが契約を結んでくださったのです。


その会社では、全従業員の契約本数が棒グラフになって発表になるのですが、その月は僕の契約本数がどんどん増えて、小さな社内でだんとつの一位になりました。


それから二ヶ月して、ふと「潮時」を感じて、その会社を去ることにしました。上司は僕に特別の待遇を用意してくれたものの、そこで学ぶべきものを学んだ気がしたからです。


思えば、あの時に上司が僕に渡してくれた特別のリストは、本当は何も特別なことのない、普通のリストだったのでしょう。


名前も忘れてしまったけれど、本当に良い人でした。従業員たちの契約がなかなか上がらない日には、「家に財布を忘れたので、取りに戻る」と言って、真昼間からゴジラの映画を見て帰ってくるような、良い人でした。僕の恩人のひとりです。


その会社での仕事がなかったら、占いという「人を相手に話をする」仕事を選ぶこともなかったことでしょうね。


すべての方に、絶え間なく愛と光が届きますように。


ジーニー
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