「今週のアドバイス」はお休みさせていただきます
2007.02.10(06:33)
次回の「今週のアドバイス」はおやすみさせていただきます。楽しみにして下さっている、何百名もの方にお詫びもうしあげます。12日13日の高松でのワークショップは予定通りに行います。
フルール
まつげのソウルダイアリー
母の最後の言葉は
「看護婦さんがしっかり見ていてくれるから大丈夫よ」
でした。別れ際に病室のカーテン越しに聞いた母の言葉に、これが最後になるだろうという予感がして、それは本当になりました。
翌日の夜呼び出しを受けて病院に急ぐ途中のタクシーで父から母が亡くなった知らせを聞きました。母は父が病室から少し離れた時に息を引き取ったとのこと。僕が母の部屋に着くと、看護婦さんから
「今きれいにしていますから、ちょっと待っていてくださいね」
と言われて、父と談話室で数分待っているうちに叔母といとこもかけつけてくれました。
「きれいになりましたので、どうぞ」
と看護婦さんから言われて部屋に入り、母の顔をのぞいてはっとしました。
青ざめた母の唇に、薄いピンクの口紅がひいてあったのです。
酸素マスクをつけていた母が、しばらくの間つけていなかった口紅。
それも普段母がつけないような淡いピンク色だった。
大変な仕事だったろうに、よくここまで…
母は看護師という言葉に違和感を感じていたようで、いつも自分を看護婦と呼んでいました。その理由はこんな所にあったのかもしれません。時々「男の看護婦さんがいるのよ」なんて言って僕を笑わせてくれるのには困りましたが。
「白衣の天使」とは、なんと真実を良く表した表現なのだろうと思います。
ありがとう、エンジェル。
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